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魚種別の生産額を昭和50年以降についてみると、昭和50年にはサケが72,980百万円で26.5%、次いでイカが34,818百万円で12.6%、スケトウダラが29,921百万円で10.9%となっていたが、昭和60年にはサケが16.4%までシェアダウンし、スケトウダラが54,624百万円で15.3%、ホタテガイが44,157百万円で12.4%とシェアアップしている。さらに、平成6年では、ホタテガイが52,287百万円で18.0%と生産高及びシェアを伸ばし、逆に、サケは38,749百万円で13.3%、スケトウダラは32,157百万円で11.1%とダウンしている。

魚種別生産額構成比の推移(属地)

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昭和60年を100とした魚種別生産額をみると、全魚種合計の生産額が約2割減少する中にあって、ホタテガイ、コンブ、タラ、カニが高い伸びを示している一方で、サケ、スケトウダラ、イカ、カレイ、ウニ、エビは減少している。
このように魚種別の生産額についても生産量と同様に、この20年間に大きく変化している。

魚種別生産額の伸び(H6/S60)

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